オフィシャル紹介:SOSトラッキング

SOS トラッキング

各SSコースには基本的に3kmごとに競技車両の通過を監視し記録するポイントが設置されております。そのデータは中継を通じてHQ内SOSトラッキングルームに送られます。

SOSトラッキングルームでは15名のオフィシャルがデータをPCに入力し、コマンドセンターで走行状態を確認するためのグラフを作成します。

SOSトラッキング(HQ) 責任者
小本 金吾 様(北海道夕張市在住)

SOSトラッキングとは各地から車両の通過情報を集め、選手の万が一をいち早く察知する部門です。   通常は現地と中継役の無線のやり取りを傍受して、競技車両が順調に走行しているかどうかを判断する情報に置き換えるのが仕事ですが、万が一の場合はこの察知した情報を元にコマンドセンターもしくは当方(HQ)から各ポストへ指示を出し、事故に対する対応をいち早く行うこともあります。

現地の報告ポストからの無線状況は良好か?長時間の報告業務でポスト員は疲れていないか?中継地点との通話状況はどうか?など、常に各方面に気を遣いつつ、選手の安全を守るのが第一と考えています。

WRCでは、HQだからといって競技を見られないということも無くなりました。それに、元は某○山にいたスタッフから 『ご飯に時間通りにありつけるなんて信じられない』 という話が出たこともあります。

裏方ではありますが、選手の安全確保に力を発揮できた時などには充実感が得られると思いますので、案外やりがいはあると思いますよ。

SOS トラッキング SOS トラッキング
SOSトラッキング
柴田 恭子 様(北海道帯広市在住)

2004年、2005年とラリージャパンにオフィシャルとして参加させていただきました。車やラリーについてほとんど知識がなかったのですが、地元での世界大会開催ということでしたので、私でも何かできれば・・・、という気持ちでオフィシャルに申込みしました。そして、配属されたのが 『SOSトラッキング』 だったのです。

最初はSOSって??・・・、私にできるのだろうか・・・と不安でいっぱいでしたが、同じ部署の方々、現場の中継役の方などにサポートしていただき、2年とも無事に、そしてとても楽しく任務を終了することができました。

SSの各ポストからの車両通過の情報を中継役の方が無線を通じて確認し、それらの情報を電話で聞き、記録するというのが、私の任務でした。各SS毎に2人1組になり、1人は記録、もう1人はそれらのデータをPC入力しますので、私もペアで作業をしました。
  作業自体は、ずっと部屋の中で行いますが、進行状況がリアルタイムで把握でき、電話越しにラリーカーのエンジン音なども聞こえてきましたので、現場の臨場感がひしひしと伝わってくることもありました。
  コース内でトラブルやアクシデントがあった場合などは、その情報を責任者に伝え、指示を仰ぎ、状況によっては、HQ内の情報を現場の中継役の方に伝えることもありましたので、最後の1台が無事にフィニッシュできた時は、安堵感とともに、なんともいえない達成感がありました。

車について無知だった私がラリーという競技の面白さを知ることができ、年令も境遇も異なる多くの人と知り合うことができた貴重な経験は、オフィシャルに参加しなければ、なしえなかった事です。本当にオフィシャルになってよかったと思っています。

トラッキングに限らず、オフィシャルの業務全てにいえることだと思いますが、一つの大会の運営に携わり、その大会の成功のために尽力するということは、とてもやりがいのある事だと思いました。

SOS トラッキング SOS トラッキング


インデックス
WRC logo