オフィシャル紹介:技術

技術

北愛国広場に設置されましたサービスパーク(サービス会場)に100名近い技術スタッフが配属されました。ラリージャパンオフィシャル配属部署では最大人数のチームです。競技スタート前の最も大きな活動は90台(参加全台数)の公式車検でした。

競技開始後は技術委員長のもと、3名の副技術委員長を中心に7つのチームが編成されました。

サービス監視、タイヤマーキング、リフュール、重量、セーフティ、スピードチェック、技術事務局のチームに通訳のメンバーそして、FiAテクニカルデリゲートスタッフが加わり、それぞれ各担当の活動をました。

ラリージャパン用語解説
技術委員長
技術、車検関係、エリア内の安全管理の責任者です。
リフュール
フュール=燃料
リフュール=燃料を補給する事
競技車は指定されたリフュールエリアで燃料を補給します。
技術委員長
米森 博 様(宮城県角田市在住)
米森博様 技術 技術
ラリージャパン用語解説
副技術委員長
技術委員長を補佐します。 技術全般の役務と共にオフィシャルの生活面のサポートもします。
スピードチェック
SSとSSの間の一般道区間において抜き打ちでスピードチェ ックをスピードガンで行う
タイヤマーキング
ラリーではサービスから次のサービスまでに使用できるタイヤの数が決まっています。
装着しているタイヤがその範囲であるとこを確認できるようにするためにサービス会場内の出口で各車両のタイヤにシールやペンキでマーキングをします。
サービス監視
競技車がサービスに戻り作業している内容、作業の安全性や 交換部品ののチェックをします。
副技術委員長
酒井 紀之 様(北海道札幌市在住)
酒井紀之様

8年前くらいから北海道でオフィシャル活動をしています。

昨年に引き続きサービスパークコーディネーター兼、副技術委員長をさせていただきました。2004年は『とても疲れた』の一言.....。毎日、毎日大きな問題が立ちふさがり1日、1日をやっとの思いでクリアしました。

技術はラリーカーにかかわるデリケートな部分が多く、細部に渡り事前準備をしていても中には初めて耳にする事もあり、『聞いていない』ともいえず....。どのようにすればいいか毎日、深夜まで話あっていた思いが強く残っています。

2005年は『同じ轍をふまない』と入念な準備、タイムスケジュールの打ち合わせを行いました。

技術員の活動 (ラリー競技スタート前)

1. 車検グループ...ラリーカーの車検、装備品、重量、安全面、内外、シーリング、最終と6セクション分かれチェックシートにもとづき検査、確認をします。たとえば装備品はドライバー、コ・ドライバ ーのヘルメット、スーツ、グローブ、シューズなど。
 重量は車両自体の重量と電気 周り(ライト、ウィンカー)の検査。安全面はロールバー、シート、シートベルト、 内外ではゼッケンの貼り付けや車体番号、シーリングではターボ、ミッションの検査 をして封印します。
 最終ではチェックシートもとに再検査の説明と全ての検査にパス した車両に最終合格のステッカーを貼ります。

技術員の半数45名で90台の検査は朝早くから夜遅くまでかかりました。また、わからない事、あいまいな点はFiAテクニカルデリゲートに通訳を通し確認します。外国人チームにもオフィシャルは身振り、手振りで一生懸命説明をします。

2. セーフティ... サービス会場内の安全を確保

広いサービス会場内に多くの車両が出入りします。車両が交差する所、観客が横断する所等で、安全を確保する役務です。これはラリー終了まで続き、思っているより過酷な役務です。

技術員の活動 (ラリー競技スタート後)

サービス監視、タイヤマーキング、リフュール、重量チェック、セーフティ、スピードチェック、技術事務局に分かれチーム行動をします。

技術員の活動 (ラリー競技終了後)

再車検は入賞した車両がレギュレーションに適合しているかを検査します。違反があった場合は順序が取り消しになったり、失格となることもあります。
 車両は正式発表されるまでオフィシャルの監視下におかれ保管され、そのエリアには 許可された人以外立ち入れないように監視します。

これらが終わり、技術員の活動が終了します。早朝(早朝っても深夜)から深夜(深夜っても早朝)までの活動ですが辛いこと以上にラリージャパンを通し得た経験が大きな財産になりました。出走しているラリーカーは見られませんがラリーカーは存分に見られます。(場合によっては触れることも...。)

今年もまた、昨年のメンバーを中心にラリーを成功させるために頑張っていきたいと思います。

また、皆さんの顔と名前が一致するように頑張ります。

一緒に技術員として頑張ってくれる方、参加をお待ちしています。

技術 技術 技術 技術
ラリージャパン用語解説
シーリング
競技車両の部品などが競技中も車検時の状態が維持されていることを確認するために封印を施すことです。
技術
大塚 有希 様(東京都在住)
大塚有希様

普段他のカテゴリでオフィシャル活動をしている私は、ラリー北海道含め今回で三回目の参加となります。
今回のレース期間中はタイヤマーキングをメインに担当させてもらいました。
タイヤマーキングでは、その競技車両に許されたセット数のタイヤにマーキングをしてそのマーキングされたタイヤ以外が使われていないかを随時チェックします。
夜も明けぬ時間に一号車のタイヤマーキングを行い、そして一日の終わりをそのマシンと迎える。 そんな日々を過ごしていると、否応無く参加車両一台一台に愛着が湧いてきてしまいます。

大会期間中、一つ辛かったのは他のセクションと同じく睡眠不足でしょうか。 初年度は最後の三日間ほとんど寝れなかったという人も...今考えると本当に皆「絶対成功させたい!」という気持ちだけでなんとか動いていたような気がします。
今年は去年よりも断然働きやすく、環境を整えて下さった大会運営委員会の皆様には感謝しています。

また、私が担当していた「装備品チェック」はエントラントの皆様の協力無しには無事には終了しないので、しっかりと事前準備してきて下さったエントラントの皆様には感謝の言葉を述べたいです。
装備品チェックはドライバーやコ・ドライバーがレースの時に着用するスーツやグローブなどの装備品が規定に沿った物であるかどうかをチェックすることで、主に車検の際に一緒に行われます。
車体のチェックも勿論ですが、実際に乗り込むドライバーの安全の為の装備を確認するのも技術オフィシャルの大事な仕事の一つです。

こうしてコメントを書いている瞬間にも、新たなRallyJapanへの準備は始まっているんですね...。 そうそう...去年装備品で「やりなおし!」と言われた方、北海道に来てから急に装備品を揃えようとしてもなかなか揃いませんのでご注意を。
マシンの準備も大切ですが、装備品の準備もしっかりとしてきて下さいね♪
と、ついつい今から今年の心配をしてしまう私なのでした。

苦楽を共にした仲間と共に今年も帯広でその戦いに参加出来ることを祈りつつ。

技術 技術 技術 技術
技術
森泉 和 様(千葉県在住)

今回のラリージャパンは、昨年に続き二回目のオフィシャル参加となりました  二回目の参加なので、日程など全体の流れが分かっていたため、不安は特にありませんでした。

今回の仕事は、車検の時は「下回り」、レース中は「タイヤマーキング」の担当でした。車検の「下回り」の仕事については、前回を思い出しながら無事に行うことができましが、「タイヤマーキング」は初めてでしたので、とても新鮮でした。

仕事の内容は、サービスパークを出て行く前にタイヤにマークを付け、サービスパークに帰ってきたとき、タイヤのマークや本数のチェックをするというもので、作業自体は複雑な事では無かったのですが、実際にレースが始まると予想以上に慌ただしくて大変でした。

タイヤマーキングを担当して良かったと思った事は、「レース前後のラリーカーを間近で見られた事」です。スペシャル・ステージを終えたばかりのラリーカーは、色々な所が壊れていたりして、ラリーの激しさを感じることができ、その壊れた車両が整備後、また走れる状態に戻って出て行く様子から、整備技術の高さも感じることができました。

オフィシャルに参加したことで、普通では得られない体験をたくさんできたので、とても良かったと思います。

技術 技術 技術 技術
技術
篠崎 隆行(千葉県在住)

2004年に続き、今回も技術員としてオフィシャル参加をさせて頂きました。

まずレース前に行われる、車検の時は「重量」を担当させて頂きました。レースに参加する全ての車両の重量測定と、ライトの点灯状態、キルスイッチの作動状態などを、8名ぐらいのチームで行います。

ここではライトポッド取り付け時のライトの点灯状態が、2004年時とルールが変更となり、それを把握していないチームがたくさんいたため、説明に苦労したのが印象的でした。時には日本語が話せない外国人の方にも説明する場面もあり大変でしたが、やりがいのある仕事でした。

レース中は昨年に引き続き、「セーフティー」を担当させて頂きました。サービスパーク内を、レース車両だけでも100台以上、その他にもチーム関係者、搬入業者等たくさんの車両が出入りします。

サービスパーク内では人よりもレース車両が優先となりますので、レース車両がサービスパークに帰ってきてから、出て行くまでの間、導線を確保すると共に、観客が安全に観戦できるように交通整理を行います。
  この仕事は、レースが始まる前のまだ暗いうちから始まり、レースが終わりサービスパークが閉まるまで行われます。

拘束時間の長さ、朝夕と昼間の気温の差、長い間立ち続けるため足腰の疲労等、大変ハードな仕事です。しかし、トランシーバを使いチームで連携を取りながら、事故が起きることなく無事にレースが終了したとき、辛かった分大きな達成感を得ることができました。

最後に、宿泊場所や勤務体系、又はサービスパーク内のレイアウト等、私達オフィシャルが働きやすいように改善していただき、ありがとうございました。2006年のラリージャパンも今まで以上に盛り上げて行けるように頑張りたいです。

技術 技術 技術 技術


インデックス
ラリージャパンショップ
WRC logo